オステオパシーの施術のご案内です。
オステオパシーは、1874年にアメリカ人医師によって創始された、哲学と手技を基盤とする医療体系です。単なる手技療法にとどまらず、人体を深く理解し、その回復力を引き出すことを目指す、独自の視点を持っています。
アメリカ、カナダ、ヨーロッパ諸国、オーストラリア等で広く認知されており、米国でオステオパシーの治療を受けておられる方は年間5000万人を超えるといわれています。
最近では羽生結弦さんや錦織圭さん等、プロのアスリートがオステオパシーの治療を受けていることで知られていますが、日本ではまだ知らない方も多くいらっしゃいます。
そこで、ここではオステオパシーについての詳細を記したいと思います。
オステオパシーは、A.T.スティル博士というアメリカの医師によって生み出されました。彼の人生と、オステオパシーがどのように誕生したのかを見ていきましょう。
■疑問から始まった探求
スティル博士は、かつて南北戦争で外科医として活躍していました。しかし、彼にとって人生を大きく変える悲劇が訪れます。戦争後、3人もの子どもたちを当時流行していた流行性脳脊髄膜炎で失ってしまうのです。
この辛い経験から、スティル博士は当時の医学、特に薬に頼る治療法に疑問を抱くようになります。
■体の仕組みへの深い洞察
その後10年にわたり、博士は解剖学や生理学を徹底的に学び直しました。そこで彼が確信したのは、人体は単なるパーツの集まりではなく、「構造(骨格・筋肉)と機能(健康)は互いに影響し合っている」という真理でした。
「構造を整えれば、体は自ずと治癒を始める」。この確信が、オステオパシーの核となりました。
■逆風と広がり
しかし、このスティル博士の斬新な考えは、当時の医学界からは全く受け入れられませんでした。「一風変わった医師」として、彼は自身の道を切り拓くことになります。オステオパシーの治療を広めるため、彼は全米を巡りました。
驚くべきことに、彼の治療は目覚ましい効果を発揮しました。単なる筋肉や骨格の症状だけでなく、伝染病や内臓の病気にまで驚くほどの効果があったと言われています。その評判は瞬く間に広がり、多くの人々が彼の治療を求めました。
最終的にスティル博士が活動の拠点としたミズーリ州の小さな町カークスビルには、彼のオステオパシー治療を求めて全米から人々が集まるようになり、ホテルや食堂ができるほど町が活性化したそうです。
■医学としての確立
そして1892年、カークスビルに最初のオステオパシーの学校「American School of Osteopathy」(現在のA.T.STILL UNIVERSITY)が設立されます。その後、1910年には医学として正式に公認され、スティル博士が89歳で亡くなる頃には、オステオパシーはアメリカの全ての州で公認されるまでになったのです。
オステオパシーには、その治療の根幹となる3つの大切な考え方があります。これらを現代の西洋医学と比べると、その独自性がよりはっきり見えてきます。
病院で「胃が痛い」と訴えると、多くの場合、医師は胃という臓器に焦点を当て、胃薬の処方やレントゲン撮影、場合によっては手術といった方法で治療を進めます。これは、症状が出ている部位に直接アプローチする西洋医学の一般的な考え方です。
一方、オステオパシーでは、身体を文字通り「ひとつのまとまり(ユニット)」として捉えます。 そのため、胃の痛みがあったとしても、胃だけを診ることはありません。胃の痛みの原因が、実は筋肉や骨格、臓器、神経、血管、免疫系など、体のあらゆる部分のどこかにあるかもしれないと考え、全体を詳しく調べて原因を探し出し、施術を行います。
さらに、オステオパシーで言う「一つ」とは、【BODY(身体)】 だけでなく、【MIND(心)】、そして 【SPIRIT(精神)】 も含みます。つまり、身体の不調の裏に隠れている心理的な要因や精神状態も考慮しながら、施術を進めていくのです。
病院で「熱がある」とか「痛みがある」と訴えると、医師は熱を下げるための解熱剤や痛みを和らげる鎮痛剤を処方することがあります。これは、症状を抑えることを目的とした「対症療法」と呼ばれます。もちろん、一時的に症状を和らげる上で非常に重要です。
一方、オステオパシーでは患者さんの「回復力」や「免疫力」を高めるよう促します。
オステオパシーの創始者であるスティル博士は、「病変を発見し、それを治療し、そして放置せよ」という言葉を残しています。これは、体の不調の原因を取り除けば、あとは身体が本来持っている力で治っていく、というオステオパシーの哲学を表しています。
私たちの身体の「機能(働き)」と「構造(形)」は、密接に結びついています。
例えば、姿勢が悪くて骨格が歪む(構造の変化)と、呼吸がしにくくなったり、肩が凝る(機能の変化)といったことが起こります。逆に、内臓の働きが悪くなる(機能の変化)ことで、関連する背骨の動きが悪くなる(構造の変化)こともあります。
スティル博士は「病気は身体のある部位に変化が起こったことの結果」と述べています。
オステオパシーでは、このように変化してしまった構造、またはその結果として現れた機能の問題に対して施術を行い、体が本来の調和を取り戻せるように促します。手技でその問題を解決することで、体全体がスムーズに機能するように導きます。
表面に現れている症状を和らげ、苦痛を取り除く「対症療法」としての西洋医学は、決して悪いものではありません。緊急時や、薬や手術でなければ治らない症状がある場合など、その有効性は計り知れません。
しかし、西洋医学が基本的に「患者さんの訴え」や「検査結果」に基づいて治療を行うのに対し、オステオパシーは、患者さんの話をじっくりと聞きながらも、体のどこに根本的な問題が隠れているのかを「体全体」から探していくことから始めます。このアプローチにより、患者さん自身が気づいていない体の不調や原因を発見し、伝えることができます。
結果として、オステオパシーは、不必要な薬の服用や手術を避け、患者さん自身の力で健康な状態へと導く可能性を秘めていると言えるでしょう。
オステオパシーの施術では、あなたが感じている不快な症状の根本的な原因を、丁寧な手技によって探していきます。そして、見つかった身体の歪みや緊張を正常な状態へと導くことで、ご自身が本来お持ちの「自己治癒力」が最大限に働くよう促します。
施術後、「痛みや緊張がその場でなくなった!」とおっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。しかし、オステオパシーの真髄は、あなたの自己治癒力によって身体が回復していく点にあります。そのため、「気づいたら治っていた」「痛かった所以外の体の調子もよくなった」「自分が自分を治した感覚がある」「自分本来の姿に戻っていくようだ」といったお声をいただくことも非常に多いのが特徴です。
オステオパシーは、一時的な症状の緩和だけでなく、あなた自身の体が自ら健康を取り戻す力をサポートすることを目指します。
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頭蓋骨〜脊柱〜仙骨
(脳脊髄液の循環)根本的に下記のほとんどの問題に関連
慢性疲労症候群、鬱、咳、花粉症、アレルギー、アトピー性皮膚炎、過敏性大腸炎、不定愁訴、胃痛、全身の浮腫、やる気無さ、癌治療後のしんどさや鬱症状
頭蓋部の原因でおこりえる主な問題
頭痛、むち打ち、肩こり、めまい、耳鳴り、鬱、咳、慢性疲労、不眠、生理不順、アトピー性皮膚炎、帯状疱疹、花粉症、過敏性大腸炎
頭頸部の原因でおこりえる主な問題
頭痛、顎関節症、咳、むち打ち、肩こり、首痛、めまい、耳鳴り、四十肩、五十肩、手の痺れ
肩関節、肘関節、手首関節の原因でおこりえる主な問題
胸郭出口症候群、腱鞘炎、野球肩、テニス肘、ゴルフ肘、手の痺れ、四十肩、五十肩、頭痛、肩こり、首痛、バネ指
上部胸椎、肩関節の原因でおこりえる主な問題
胸郭出口症候群、肋間神経痛、胸の痛み、手の痺れ、四十肩、五十肩、頭痛、むち打ち、肩こり、首痛、めまい、耳鳴り
胸椎腰椎の原因でおこりえる主な問題
側湾症、椎間板ヘルニア、腰椎脊柱管狭窄症、胃痛腹部の痛み、腰痛、ギックリ腰、肋間神経痛、肩こり、首痛、めまい、耳鳴り、四十肩、五十肩、手の痺れ、腰椎分離滑り症、坐骨神経痛、足の痛み
骨盤及び仙骨の原因でおこりえる主な問題
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰痛、ギックリ腰、股関節障害、膝痛、側湾症、生理痛、便秘、頻尿、慢性疲労症候群、鬱、花粉症、首痛、坐骨神経痛、梨状筋症候群、足の痛み
股関節、膝関節、足関節の原因でおこりえる主な問題
股関節障害、膝痛、足の痺れ、十字靭帯の痛み、半月板の障害、オスグッド・シュラッター病、ジャンパー膝、シンスプリント、ベーカー嚢腫、足底腱膜炎、モートン病、鵞足炎、外反母趾
内臓疾患は 内臓の可動性、自動力の低下が原因でおこると思われるので頭蓋骨〜脊柱〜仙骨(脳脊髄液の循環)施術法及び内臓マニュピレーションが適用できます。